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近年、セクハラと並び「ハラスメント」の代表的な例としてよく使用される言葉があります。
それは「パワーハラスメント」です。

このパワーハラスメント、略して「パワハラ」と呼ばれるものは、仕事上における立場、権利関係などを悪用し、いじめや嫌がらせをすることを指します。
たとえば、社員がたくさん見ている前で怒ったり、嫌味をいったり、責任を不当に負わせたりすることがパワハラに該当します。

この他にも、能力や功績を正統に評価しない場合や、仕事に必要な情報を与えられない場合などもパワハラとみなされます。
こういったパワハラは、セクハラとかなり深い関係にあります。

セクハラの中のひとつである「対価型セクハラ」と特に内容が酷似しているのです。
対価型セクハラは、上下関係等を利用して性的な行為を強制するものです。
そういう意味では、パワハラのひとつとも考えられます。

では実際に、セクハラとパワハラは同一視されることがあるのかというと、大抵は個別に扱われます。
性的な干渉ではない嫌がらせやいじめがパワハラ、性的な嫌がらせがセクハラという分類になり、場合によっては両方個別に訴えられるケースもあります。

もしもそういった被害に遭っているという人は、まず自分がどちらに該当するハラスメントを受けているのか、あるいは両方なのかという点を判断した上で対応する必要があるのです。

法律の知識を持たない場合は、専門家である弁護士等に相談するのが一番です。
自分で抱え込まず、冷静に判断してくれる機関を訪ねましょう。
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